2019年08月06日

床 その3

良いものは良いです。

その日はとりあえずショールームを後にしました。

大工の鈴木さんも、

「めいいっぱい悩め。まだ時間はあるからな。」

僕のなかで答えは出ていましたが、即決は出来ませんでした。
それでも最高のお店にしてもらうには、最高の物を使いたい。これから一生を過ごすであろう店にはこの花梨の床を使いたいと、日に日に思いは増していきました。

大工さんもその気持ちを汲んでくださりました。

今、丁度移転先では床を張り終えたところです。
重厚かつ深みのある鼈甲色のその床は、鈍い赤みの表情を見せます。

完成が楽しみです!

posted by 東白庵かりべ at 22:11| Comment(0) | 日記

2019年08月02日

床 その2

よりにもよって、そのショールームで一番高額の木材でした 汗

大工さんに聞きます。

「もし、予算を気にせず、鈴木さんが大工として一番使いたい、一番店に合うのはどれですか?」

「そりゃぁ、花梨だよ。大工としても、これが使えたら嬉しいもんだな。ただ、高えぞ。」

頭の中のそろばんがはじかれます。手に取っている花梨の板は十センチ四方ですが、実際に床として使うには莫大な量になります。単価×広さです。

店の方も「勉強」してくださいましたが、それでも申し訳なさそうに計算機の画面を見せてくれます。めまいがしました 笑っ

素人ですが、最高級を感じ取った僕の目は間違ってなかったと言うことです(^_^)/

さあ、悩みます。

続きます。
posted by 東白庵かりべ at 21:07| Comment(2) | 日記

2019年08月01日

三ヶ月前に移転先のお店の床材を、大工さんと見に行きました。

ショールームに行き、多くの床材のサンプルを見せていただき説明も受けます。

僕は木については全くわかりません。それでも「一目惚れ」したものはありました。何十とあるサンプル、店内を何周も見ます。でも、足が止まるのは決まってその木材の前です。値段は一切見ませんでした。


「かりべ、これなんか味があるぞ、こっちは値段も無理ないし、固くて床には最適だ。あとは、そうだな、、、」


四つほどの候補を選んでくださいました。それぞれ特徴があり素晴らしい木でした。そのなかには僕の一目惚れは入っていません。

「鈴木さん、少し気になったのがあるのですが、、、」
「どれだ、見せてみろ。」

「この花梨(かりん)の木です。選ばなかったと言うことは、床には合わないのですか?」

すると、笑いながら、

「かりべ、店の人に値段聞いてみろ。」

他の床材の数倍のお値段でした!
大工さんは、僕の懐具合も気にしてくださいました。

続きます。
posted by 東白庵かりべ at 20:36| Comment(0) | 日記