時間がかかり手間がかかる。
いわゆる「手塩にかける」ということです。東白庵の料理でもこの「手塩」は一番かかるものかもしれません。
まずは血抜きです。
ボラ子を流水に当てながら、血管の血を抜いていきます。ここでペティナイフを使う方もいれば、竹串、スプーン、針、、、人それぞれです。
僕は針を使って血管に小さな穴を開け、そこから血を抜いていきます。見た目はきれいなボラ子であっても、一晩真水に浸けておくと、浸透圧でかなりの血が抜けてきます。
そして塩漬けにします。これは「ベタ塩」ボラ子が埋もれるほどの塩に浸けます。これは食塩よりも天然塩が良いでしょう。
一晩すると、ビックリするほどの水分が抜けます。それをもう一度ベタ塩に漬け直します。
5日ほどすると、水分や臭みもは存分に抜けて、カチカチになります。
2025年01月28日
カラスミ その3
posted by 東白庵かりべ at 13:12| Comment(0)
| 日記
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