2022年02月12日

今は亡き両親へ その2

父は「病院は退屈だ」と、治療よりも自由を選択していました。

今の世の中、自分の布団で最期を迎える人は少ないそうです。ある意味幸せかもしれません。

すでに外出は出来ず、食も細くなっていました。

いつもは僕が「腕によりをかけて」得意気に食事をを作ります。実家に帰れるのは半年に一度です。毎回「腕を上げたな!」と喜んでくれました。しかし、もうそれも敵いません。大好きなタバコもさすがにやめていました。

近所のない、静かな実家です。それでも海と山、自然に囲まれた、父の大好きな環境でした。

海が見え、トンビが鳴き、潮風は強く窓を叩きます。

伊豆に引っ越す前、僕が学生時代を過ごした千葉の家もこんな感じでした。

あぁ、親父はこれが好きなんだな。と、しみじみ思いました。
posted by 東白庵かりべ at 18:10| Comment(0) | 日記