2019年09月02日

おにぎり

少し前ですが、箱根竹やぶに大工さんと土方のお手伝いに参じました。

「打墨庵 加瀬」の加瀬くんご夫妻や知り合いの方も来ました。

大工さんの指示通り、木を運んだりネジを打ち込んだりします。
お店の裏口を何往復もします。避暑地の箱根とはいえ、汗が止まりません。

ふと、

勝手口が開いていて、調理場がのぞけます。
女将さんのお背中が見えました。

しばらくしてもまだ見られます。

なんだろう?と思っていたら、

「お茶にしますよ〜」

美味しそうなおにぎりがたくさん並びました。

僕は知っていました。

あまり体調がよろしくないと言っていた女将さんが一人で握ったおにぎりです。

他の皆さんとは違った味に感じました。

そういえば、竹やぶでの修行時代、コンビニのおにぎりやレトルト食品などは一度も食べたことがありませんでした。全て手作り。
忙しい時には忙しいなりの賄いがあり、静かなときには手の込んだ賄いになります。

「そうしなさい。」と、言われたことはないのですが、当たり前のようにそうなっていました。

あのお姿を見たら、舌上で感じる「味覚」だけでなく、「心」で感じるおにぎりになりました。

美味しかったです。
posted by 東白庵かりべ at 20:33| Comment(0) | 日記