2016年12月05日

これか〜!?その7

簡単そうに見えた、旦那さんの、竹やぶの天ぷらは、とてつもない技術と経験の積み重ねられたものだと思い知りました。

そして、「竹やぶ 六本木ヒルズ店」のオープンと同時に、店主の大役を任されました。最初の一年間は、旦那さんも同じアパートに住み込んで、更にみっちりとしごいていただきました!

店主といえども、天ぷらだけはまだまだ旦那さん頼りです。このころになると、なんとか2つまでは同時に揚げられるようになりました。

数ヵ月後に、竹やぶ柏本店の店主、長男の亮輔さんと半年間入れ替わることがありました。
その、入れ替わる前にテレビの取材が入り、入れ替わった後に放映されました。

しかも、天ぷらそば特集です!

女将さんは、「旦那か亮輔がくるでしょう。」なんておっしゃられたのに、放映の翌日曜日になっても誰も来ません(-_-;)
お店の前を見ると、今か遅しと、数十名のお客様がお待ちになっています!汗

もちろん目当ては天ぷらそばです!

「もしもし、旦那さん!こちらにはお越しには、、、」
「かりに任せてあるんだから、頑張りなさい。」

ガチャリ!

(-_-;)

続きます。
posted by 東白庵かりべ at 21:17| 日記

2016年12月03日

これか〜!?その6

時には、仕事の後の静まり返った調理場で1人。
時には、まかないの豚汁をお玉ですくい、お玉から出た後は、具材がどのように散ってゆくのか?
時には、左手で落としてみたり、、、

さらに数年してからは、天ぷらの注文が入っても、油の用意と、衣は作らせてもらうようになりました。それを旦那さんが微調整するものの、本当に微々たるもので、ストライクゾーンには入っていることが解ります。

やはり、あとは「落とし加減」です!

他の先輩方も旦那さんの不在の時などに揚げることがあります。お玉の持ち方、角度、油との距離、僅かなのですが、千差万別です。

ようは、これも「加減」なのでしょう。自分のスタイルを見つけること。教えられる事はすでに、通りすぎています。

あきれるほどの数をこなして、その中から光る1つを見つけるしかないのです。

8年目に入った頃、1つの注文なら揚げさせていただくようになりました。

続きます。
posted by 東白庵かりべ at 13:21| 日記

2016年11月29日

これか〜!?その5

5年ほど経ったころでしょうか。天ぷらの練習の許可がでました!
すぐに市場で練習用の海老を買います。もちろん自腹です。いや、喜びで自腹なんて感覚はありませんでした。

まかないで揚げ物は何度もやりました。旦那さんや先輩のしぐさも、目に焼き付いています!
鍋や油、環境は同じです!

いざ!、、、

それはそれは、干しエビのような天ぷらが揚がりました 笑っ

何が良くて、何が悪いかすら解りません。こんなはずでは 泣 と一日中考えていたことを覚えています。

飲食店は、まかないが皆さんに審査していただく最大のチャンスです!すぐさま再チャレンジです!

先輩から、
「まずは失敗のないように、少し衣を濃いめにした方が良いよ。」
と、アドバイスをいただきます。すると、海老が干からびる失敗は無くなりました。しかし、衣は重くて、油をかなり吸い込んでいます。
次の日は、やや薄めに。

おぉ、初日よりはマシになりました!

さらに次の日は、、、

なんて5日ほどお昼のまかないを天ぷらにしたら、
「かり!気持ちは解るが、たまには違うのにしてくれ。」
旦那さんと女将さんに、少し嬉しそうに、少し迷惑そうに言われました。笑っ

続きます。
posted by 東白庵かりべ at 18:35| 日記